忍者ブログ
[ 518 ] [ 517 ] [ 516 ] [ 515 ] [ 514 ] [ 513 ] [ 512 ] [ 511 ] [ 510 ] [ 509 ] [ 508 ]

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

子宮内膜症

そして、卵巣腫瘍破裂。

私の病名です。

女性はもちろん、男性にも知っていて欲しいと思い、簡単に症状を書いてみました。

病態は子宮内膜が、子宮外の場所で発生し、増殖するというものです。子宮内膜とはいわゆる胎盤のベースになるもの。排卵後、妊娠が成立しないと子宮から剥がれ落ちます。これによる出血が生理です。これと同じく、子宮外に生じている内膜もホルモンの影響を受けて増殖、剥離します。(剥離せず、増殖し続けるものもあります)

子宮外で出血することで腹部内の臓器が癒着を起こします。

この為、子宮内膜症の症状として月経困難(強い生理痛、出血過多など)や貧血が起こります。


私の場合、右の卵巣に内膜症を生じており、剥離による出血で、卵巣腫瘍(チョコレート膿腫と呼ばれます)を形成し、排卵時にその腫瘍が破裂してしまいました。
破裂した破片は腹部内の臓器に飛び散り、その破片は飛び散った場所でも増殖するというアメーバみたいな性質を持っています。(良性疾患ですが、浸潤、転移などの性質がある)

私はただの卵巣出血と診断され、2、3日で痛みが落ち着くと言われていたのですが、症状は全身状態ともに悪化し、衰弱してきてしまったので、急遽手術をすることになりました。

子宮内膜症のレベルはⅠ~Ⅳのステージに分類されます。
私はⅣの中でも重症でした。

すぐに手術を判断しなかった為、腹部内は炎症が進み、骨盤炎と腹膜炎を合併しました。その為、術後の回復にも時間がかかり、痛みも長く続きました。
卵巣腫瘍破裂は、破裂後60数時間後には死亡したりするそうです。

今後の治療は約1~2年、注射と内服で生理を止めて内膜症の治療をしていきます。

生理痛や貧血がひどい、出血が多い、血と一緒にレバー様の塊が出る、性交痛がある…など、少しでも気になる症状がある場合は是非、婦人科を受診してください。発見が早ければ、治療も短くて済むし、大事には至りません。

私が入院した時、友達や友達の彼女に同じ症状がある人や、同じ疾患で5年治療をしたという人もいました。よくある病気のようです。

生理の症状は人と比較することができないから、なかなか受診には足が向かないとは思います。でも、生理痛はほんの少しあるくらいか、無痛が正常らしいです。

このブログが、自分が思っているよりも読んでもらえていると知ったので、私自身の経験が少しでも誰かの役に立てたらいいなーと思いました。
分かりにくい内容だったらごめんなさいです(>_<)

最後まで読んでくれてありがとう

拍手[8回]

PR

コメント

コメントフォーム

お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
 Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

トラックバック

この記事にトラックバックする:

忍者ブログ [PR]

カレンダー

03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

ブログ内検索

最新記事

最新コメント

[06/13 Akira]
[04/02 jiby]
[03/15 ヒロシ]
[01/23 Rie ]
[01/23 るぅ]

最新トラックバック

携帯サイト